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ヒカル×トゥルー兄SS『唯 act.1』第2話

<<第1話

第2話 何も無い




――― hikaru:2


本当に何も無かった。


それはそれで女のプライドが…
日がたつに連れ思う。

―――こいつ無駄に律儀だな

同い年の男と女が一つの部屋の中ですごす。
”何も無いはずなんて無い”そう思ってた。
だがヒカリは何事も無くすごしている。

しかしソレを期待している私はなんなのだろうか―――

不意に頭の中を過ぎる。
机においてある鏡に映る自分の顔が真っ赤になってること。
自分では認めたくないけど…私の本心は…そうなんだろう。

―――まだ逢っても少ししか立たないのにコイツの事を…

認めたくない事実、でもそれは自分の中で起きている事実。
「…頭痛くなってくるな…」
そうつぶやく。

こういう時に限ってアイツが部屋に戻ってくる

「ヒカルどうした?顔真っ赤だぞ?具合悪いのか?」
「具合は悪くないぞ、大丈夫だ、心配してくれてありがとう」

―――誰のせいでこんな事に…
なんて言えない、言いたくても言えない。
言ったら…私はどうなってしまうのだろうか?

素直に成るべきか。

「なぁ―――オマエ好きな人とか居るのか―――?」




――― hikari:2


白紙。


白い紙が目の間にある。
今から筆を進めるべき白い紙。
それは目の前に有るけど触れない実態の無い紙。
僕の行き先を見る白い紙。
僕はこれから、この家にきてから、何を書いていくのだろうか。

今日は休日。
ちみっこ達のお相手。
普段学校に行っている時間が長いのでこういう休みの日でしか
思いっきり相手にすることが出来ないから。
19人姉妹ともなると1日が過ぎるのが早い。
それでも刻む思い出は一杯出来る。
些細な幸せほど。

些細でもいい、自分が楽しかったことは白い紙に書いてく。

「お兄ちゃん」
後ろからホタに呼び止められる
「何か用かな?」
「もうすぐおやつの時間ですから皆でドーナッツを作ろうかと。」
生地は作ってあるらしいので思いおもいの形を作ろうというものらしい。
僕は庭で遊んでいるちみっこを呼んで洗面所へ。
1人ひとり手を洗っていく。
「次はわらわの番じゃ」
「次はマリーの番!」
なんてケンカになっちゃうけど
「大丈夫、僕は何処にも行かないから、順番に…ね♥」
しぶしぶと言った顔で列を作る。

「皆、手を綺麗に洗えたかな?」
「はーい!」
ホタが言うと皆返事をする、無論僕もだけど。
「それじゃあ好きな形にしてドーナツを作るわよ」

星やハートなどたくさんの型枠でドーナッツの生地を抜いていく
「お兄ちゃんを作っチャオ!」
と立夏が言うと皆真似して僕を模してドーナッツの生地を丸めていく
「あんまり厚くすると生焼けになっちゃうからホドホドにね」
ちょっぴり心配そうなホタだがある程度の補正はしてくれるだろう。

僕はというと…オーソドックスなドーナッツの形に…

全部の生地で作り上げると今度はホタと春風姉さんの番。
僕も手伝おうか?と申し出るものの
「出来上がるまでちっちゃい子たちのお相手をお願いします王子様♥」
と言われちみっこのお相手を
とは言っても皆ドーナツが出来上がるの楽しみなようで
そわそわしながらリビングで大人しく待機していた。

そして―――

「出来たわよ」
ホタと春風姉さんがお皿にたくさんのドーナッツを持ってきた
「作りすぎちゃったかな?」
なんていうけど全員が食べるとしたらちょうどいいかもしれない。
「はい、さくらあーんして」
ふわっふわのドーナッツを頬張るさくら
「あわてなくていいからね、ゆっくりでいいから」

「お兄ちゃんの形をドーナッツ!」
そういって立夏僕の目の前にそのドーナッツを差し出す
「おお、意外と綺麗に出来てるじゃないか」
「食べる?」
「せっかく立夏が作ったんだから自分でどうぞ。」
「残念チャオ…」
気落ちしてるのが気の毒だけど折角自分で作ったのだから―――。
「代わりに僕が作ったのあげるから―――ね?」
「チャオォォォォン!!!!」
立夏のテンションが元に戻った。

あ、そうだ―――

食器棚から小さな器を持ってきて自分で型を抜いたドーナッツを数個
「ちょっとヒカルにも分けてあげてくる」

そういってリビングを後にする―――。




――― hikaru:3


「ヒカル、甘いもの好きだろ?」
そういってオマエは私の前に粉砂糖の振りかけたドーナッツを
「ありがとう」

いつの間にか私の趣向も覚えててくれて
家族の前ではあまり出さない私の内側を―――

「なぁ―――オマエ好きな人とか居るのか―――?」

気になる。
多分ホタや春風姉からも聞かれてたり…
おしゃまなチビたちにも…

「そうだな…」

ちょっと考えこむヒカリ

―――やっぱりいるのかな…

「ヒカルの事は好きだよ?」

間の抜けた返事が。

「え?」

そんな返事なのに変な声と同時に頬が紅潮してしまう。

「”え?”って言われても困るんだけど…」
「それは家族としてか?それとも1人の女としてか?」

聞いてしまった―――。

「―――そりゃ…1人の女の子として…に決まってるでしょ?」

何で…何で真顔で言えるんだ?

「まぁ…ヒカルに僕がどう思われてるかは知らないけど…」

―――私の…キモチ

「―――私だって…」

続きを…、続きのコトバを…

「―――オ、オマエの事が…」

あと少し…あと少しだから…頑張れ私!

「好きだよ―――」


その言い終えてスッキリしたかと思ったら―――
 ドタドタドタッ
とドアの隙間からなだれのように…

「なっなんでみんないるの?」

あ、こういうときは慌てるんだ…
そんな事思ってる場合じゃない、私の告白は皆に聞かれていたって事で…

え―――

その時私の意識が遠のく。
恥ずかしさが自分の理性を壊して行きながら。

「―――おい、ヒカル!!!」

今しがた、自分のキモチを伝えたアイツの声がかすかに聞こえ…

目の前が真っ暗になった―――。


続く。




展開が速すぎた気がするよ。
act.2になるのはもうちょっと先かな?>某中の人

原稿用紙換算
で換算したら前作で8枚分。
おお!?
内容が無い割りに無駄文字ばっかりということかー!!
とか思ってしまいましたが。
今回はは14枚分らしいです…俺こんな文章かいたのかな…。
とかとか。

次回は恥ずかしさで倒れちゃったヒカルをヒカリが…

なところからはじめましょうかね?
蒼根さんは種無いしこんな境遇にはならないと思うけど…ね…
アハハ
なんてところでお開き、ご観覧ありがとう御座いました。
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プロフィール

青葉 蒼衣

名前::青葉 蒼衣
(青葉蒼衣とか羽月紗稀とかいう人)



うぉぉぉぉぉ麗ぁ♥♥♥
痴漢はしないぞ!痴漢は。
だめ!絶対!


簡単な設定などは
こちらをみてください。


埼玉というブタ箱に監禁されていましたが釈放されました
※現在九州監禁中です。

(o・θ・o)ぐぇー
#帰りたい

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